パイやプディング

先日買取させていただいた中に映画のパンフレットがあり、それを眺めていると記憶がどんどんさかのぼってゆきました。だって「野生のエルザ」「荒野の七人」「グレート・レース」「80日間世界一周」「天地創造」「ミクロの決死圏」「恐竜100万年」「戦争と平和」「007サンダーボール作戦」などなど、私もリアルタイムで映画館で見た映画がほとんどでしたから。



「グレート・レース」のパンフレットに、パイ投げ合戦のシーンのスチールが載っていました。アメリカ人が大喜びするパイ合戦。久しぶりに思い出しました。ジャック・レモンが全身クリームだらけになっていました。でもあの頃の日本人は、あんまり大笑いはしなかったと思います。そもそもそこでのパイというものが、日本人が普通考えるパイと随分違います。茶色のパイ生地が何層にも重なり合っているあの源氏パイみたいなのがパイと思っていますから、アメリカ映画の中の、柔らかいクリームだけみたいな白いパイは別物に見えます。



そのホールケーキみたいな白いパイをぶつけ合って大笑いしているのですから、それは不可思議でした。今の日本人が近いと感じるのは野球のビールかけでしょうか。



不可思議といえば、イギリス小説の中に頻繁に出てくるプディングという食べ物もわかりにくかったです。プリンみたいなお菓子かな、と思っていると、なんと肉入りだったりしますから、これも私の中では今でも実態不明です。蒸し料理の総称らしいのですが日本人にとっては怪しい雰囲気です。あやふやなままにしておきましょう。



泉南市の古本出張買い取りサービスは、泉南地方全域が地盤の池崎書店にどうかおまかせ下さい。お気軽にお電話、メール、FAXなどでご連絡下さい。年中無休。24時間受け付けています。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ もどうかご利用ください。何から何まで、買い取りします。何も捨てずに御連絡を。捨てたものがお宝だったことがよくあります。どんなに大量も少量も心から喜んで大歓迎。お引越しや生前整理、御遺品の整理も承ります。高価買取月間絶賛強力に実施中。

タグ

このページの先頭へ