ビタミンC
裏庭のはっさくが食べ頃みたいなので取り入れしました。去年は全く実を付けなかったのですが、今年は頑張ってくれました。
早速厚い皮をむいて食べてみると思いの外みずみずしくて、酸っぱさが気になりません。だいたい、酸っぱいものが嫌いなのですが、手入れもせずほったらかしの木が、ビタミンCをたっぷり含んだ果実をタダでくれるというのですから、これは喜んで食べます。
やはり実をつける植物は可愛いものです。
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2024年1月16日 | コメント/トラックバック(0) |
99歳
昨日1月14日は三島由紀夫の誕生日でした。彼の場合、11月25日のあの事件がありましたから、命日は覚えている人も多いと思いますが、誕生日は意外と知られていません。
大正14年生まれですから、ちょうど昭和の年号が満年齢と一致しています。私の母親も大正14年生まれで今年5月で99歳を迎えます。三島由紀夫も生きていれば昨日99歳になったはずです。
老いを極度に嫌がった人ですからちょっと想像することはできませんね。
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2024年1月15日 | コメント/トラックバック(0) |
本当に毎年
毎年必ず思う、というか感じるのですが、1月は日の歩み方が遅い。まだ15日になってないのです。
月の半ばにも来ていないのにいろんなことが年初からありすぎたのか、かなりの溜まっている感があります。思いでしょうか、疲れでしょうか、え、まだ14日?みたいな。
助走は人が走るにも車が走るにもかなりのエネルギーが必要です。走り始めたらあとは楽です。1月は1年の助走期間みたいなものですから、当然といえばそんな気もします。徐々にパワーを上げれば良いのでしょうね。
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2024年1月14日 | コメント/トラックバック(0) |
また尾崎さん
昨日、尾崎紅葉のことを書きましたが、当時、紅葉と文壇を二分していたのは幸田露伴で二人の名前を一字ずつ取って紅露時代と呼ばれました。漱石が「吾輩は猫である」を連載し始めた明治38年には尾崎紅葉はすでに亡くなっていました。
文壇では漱石よりも遥かに早くから紅葉がもてはやされていたのです。紅葉が古めかしく感じられるのはその為でもあるでしょう。露伴も古く感じられます。ただ、この三人の肖像写真を見ると一番早く死んだ紅葉が断然現代的です。しょうゆ顔のシュッとした男前。今でもキャンパスにいそうな顔です。それにひきかえ若い時の写真を見ても露伴はおいもさん。漱石も気難しいおっさんという感じです。紅葉の敵ではありません。
紅葉の写真とともに作品を文庫でどんどん出したらブームになるかもしれません。ただし、現代語に訳さないともう理解されないかもしれませんが。
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2024年1月13日 | コメント/トラックバック(0) |
尾崎は面白い
ちょっとした拍子に尾崎紅葉をパラッと読んで、なかなか面白いと思いました。なんだか古い古い人みたいに思いますが、夏目漱石より一つ年下です。漱石は今読んでも古さは感じませんが、尾崎紅葉は文語体の作品が多いので江戸時代かと思えるくらいです。ここらへんが漱石よりも読まれなくなった原因かも。
でも少し辛抱して読むと、実はなかなか斬新で現代的です。お笑い系みたいな側面も実に多い。有名な「金色夜叉」は正月のかるた会の場面から幕があきますが、そこにいたお宮さんの前に富山という金持ち男がさっそうと登場します。指には300円の金剛石(ダイヤモンド)が散りばめられた金指輪が燦然と光っています。
それを見た人たちがそれぞれに言葉を発するのです。
「金剛石!」「うむ、金剛石だ。」「金剛石??」「成程金剛石!」「まあ、金剛石よ!」「那(あれ)が金剛石?」「見給へ、金剛石。」「あら、まあ、金剛石??」「可感(すばらし)い金剛石。」「可恐(おそろし)い光るのね、金剛石。」「三百円の金剛石。」
ここではズラズラと続けて書きましたが、原文では一人一行づつ改行されています。「金剛石」にはことごとく「ダイヤモンド」とフリガナがつけられています。すごい効果ですね。ダイヤモンドの光が眩しいほど感じられます。
と同時に、一人ずつの舞台のセリフだと思うと、ちょっと吉本的でさえあります。つまり滑稽なのです。
読んでみてください。
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