耽読

今日は三島由紀夫の亡くなった日です。憂国忌。1970年11月25日、東京市谷の自衛隊施設で東部方面総監を人質に取り、建物2階バルコニーから、バルコニー前に集めた自衛隊隊員に向かって憲法改正の働きかけの演説をし、やじり倒されて、その後総監室で割腹しました。同行した三島の私設軍隊(?)盾の会会員4名の内の森田必勝、古賀浩靖の介錯で死亡しました。そのすぐ後で森田必勝も割腹、古賀浩靖の介錯でなくなります。



この驚くべき事件は当時高校2年だった私にも大きなショックを与えました。事件以前から三島由紀夫の小説は好んで読んでいました。その死後は猛烈に読みました。「春の雪」のたおやかで色彩感のある描写に天才を感じたものです。「天人五衰」の不気味な透明感、けだるい眠りに似た結末に酔いしれました。



評論や随筆の切れ味の鋭さにも感服しました。没後55年です。再読しようかなと。



古本 買取 泉佐野市

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