すごい翁
昨日は某国営放送の音楽番組で、めでたい演奏を聴くことができました。N響をヘルベルト・ブロムシュテットさんが指揮してメンデルスゾーンの交響曲第2番「賛歌」を演奏したのです。確かに曲は珍しい曲ですが、めでたい表題が付いてます。しかし、めでたいのはそれだけではありません。
指揮者のブロムシュテットさんは実は御年98歳なのです。来年は白寿という、間違いなく現役最長老の指揮者、いや、音楽家と言ってもいいと思います。この人、去年も来日されています。その時にもテレビで聴きましたが、ひょっとして今年で最後になるかな、とふと思ったのですが、なんの、去年より積極的なプログラムで、今年も感動を与えてくれました。
大体日本人は長老音楽家に弱い(甘い)のですが、この人はけた外れです。このメンデルスゾーンの前にストラヴィンスキーの曲を演奏しているのです。そしてあまり日本では演奏されない「賛歌」。指揮はただオケに合わせて棒を振っているのではなく、オーケストラを確実に先導しているのです。しかもこの「賛歌」という交響曲はオーケストラ、独唱者3名、混声合唱団という編成で、1時間ほどの大曲なんです。演奏者とアイコンタクトをとったり、キューを出すのも大変です。ブロムシュテットさんはいかにも楽しげに、そして厳しくこなしてゆきます。
座って指揮はしますが、ステージを出たり入ったりは手押し車みたいなのを使って自分の足でされます。
いや素晴らしいです。菜食主義者としても有名ですが、すごいエネルギーですね。めでたい。
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2025年11月17日 | コメント/トラックバック(0) |


