フェミニスト
昨日、集英社の日本文学全集の事を書きましたが、その時、例に揚げた写真に「火野葦平・田村泰次郎」集が写っていました。火野葦平は良いのですが、実はこの田村泰次郎という作家は、終戦直後は「肉体の門」などという、かなりセンセーションな作品でブームになった人でしたが、文学全集に収録されたことは無かったのではと思います。
この集英社の全集には他にも「今東光・今日出海」集というのもあります。今東光はご存じの方も多いでしょうが、その弟の今日出海は作家としてより、初代文化庁長官としての名前の方が通っていたと思います。まあ、兄弟で1巻というのも珍しいです。つまりこの全集、人選に新鮮味があるという事ですね。
それと、この全集は女性作家1名に1巻を割ふっているのが目立ちます。野上弥生子、宮本百合子、平林たい子、佐多稲子、林芙美子、岡本かの子、円地文子が堂々の1人1巻です。この人達は他の出版社の全集では、たいてい2、3名で1巻の扱いがほとんどだったのではと思います。
この全集全体を編集した委員にフェミニストが多かったのでしょうか。
古本 買取 泉佐野市


