使ってみようか

時々、昔の人の言葉遣いを思い出して不思議な気持ちになります。100歳でなくなった祖母が「けなるい」という言葉を時々使っていました。これは上方落語に時々出てきますから私は耳馴染んでいましたが、今では使いませんね。



落語の中で丁稚が、お店こぞって芝居を見にゆくので嬉しくて、お向かいの丁稚に「けなるいやろ」と自慢をします。「うらやましい」という意味です。



その祖母の娘で今年99歳の叔母が、着物や生地を見て「この柄、こうとやわ」などとよく言っていました。「こうと」、何の事かわかりにくいですが、使い方から察すると「渋い」とか「趣味が良い」みたいな意味だと思っていました。



今日、ふと手にした新潮文庫版「北原白秋詩集」の中の「黄色い春」という詩の中に「黄色、黄色、意気で、高尚で、しとやかな」という一節の「高尚」に(かうと)とふりがなが付いていました。戦前の読み方ですから、今の読み方にする(こうと)です。



どうやら「こうと」は、趣味の良い、上品な、高尚な様子を表す言葉みたいです。



こんな事でも書いておくと、何となく言葉の賞味期限、使用期限がちょっとでも伸びる気がしますので。



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