百科

今日は1768年にイギリスでブリタニカ百科事典の第一版が出版された日です。今日まで連綿とつながる世界的名事典の始まりです。最初は全3巻だったようで2010年に32巻で印刷されたものが紙の書籍としては最後となったとの事です。



1977年ころには日本でもセールスマンが英語版を大々的に売り込んでいて、職場などの昼休みに説明会が開かれていたのを思い出します。日本語の百科事典でも応接間の飾りになりがちだったのですから、英語版などを普通の家庭が使いこなせるはずはありません。



それでも結構売れたというのは、景気が良く、日本人の活字信仰がまだまだ残っていた時代だからでしょう。都会ばかりでなく、結構、地方都市にもセールスが来ておばあさんに説明をしたが、そのおばあさんが夕食時に家族に「今日はブリ、タラ、カニを売りに来た人があったよ」と言ったという笑い話が残っています。



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2023年12月6日 | コメント/トラックバック(0) |

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