太子が良い

聖徳太子の千円札と言っても知らない人が増えてきていると思います。お札の肖像が聖徳太子なわけです。一万円札も聖徳太子でしたから、ややこしくなかったのでしょうか。私は子供時分でしたから一万円札はあまり馴染みがなかったです。もっぱら千円札。これに偽札が出ました。1961年の今日、第一号が見つかりました。少しの間に400枚近くが発見されて大騒ぎになりました。



当時は千円にも値打ちがありましたから、被害感も大きかったと思います。いろんな見分け方が当時あれこれ言われて、最も簡単で確実なのが、本物の聖徳太子の瞳は三重の丸になっている、というのがありました。私達子供もルーペで聖徳太子の目玉を覗き込んだものです、



さすがに一国の通貨の信用を揺るがしかねなくなってきたので、政府はさっさと新しい千円札を発行しました。これが伊藤博文の千円札で、感覚的には新しいデザインで良かったのですが、いかんせん伊藤博文の肖像は貫禄がなさすぎました。



このあたりから何となくお札に威厳が亡くなってきたようです。ちなみに偽札づくりは重大犯ですが、犯人はまだ捕まっていません。



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2023年12月7日 | コメント/トラックバック(0) |

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