誤解

明治6年の今日5月26日、「血税反対」の農民蜂起が岡山県に起こり、約1週間にわたって狼藉を尽くしました。死傷者が出て、金持ちたちの家が襲われたといいます。この騒動は西日本各地に広がりました。あー、税金が高くなって蜂起したのやな、と思うとこれが間違い。



同年1月に徴兵令が発布され、その詔のなかに(天地の間に税は必ずある。国はそれで運営される、国民は兵として国に報じないといけない、外国ではこれを血税と称している)「その生血をもって国に報ずるの謂(いい)なり」という言葉があったそうです。つまり全身全霊、身をささげて国に尽くせという意味で、こう表現したのですが、農民たちは文字通り、税として生血を抜きとられると思ったらしい。それで蜂起して弾圧されたのでした。まあ他にも蜂起理由はあったのですがこの血税誤解は大きかったようです。



岡山県では首謀者たち14名は死罪、他に28人に徒刑、353人に懲役、25751名に罰金刑が言い渡されました。一つの事件でこれほど大勢の人たちが罰せられたのは前代未聞でしょう。



誤解するにもほどがあります。



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2025年5月26日 | コメント/トラックバック(0) |

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