幽霊
今日は幽霊の日だそうです。ちょうど200年前の7月26日、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」が初演されたのにちなみます。民谷伊右衛門とお岩さんの夫婦の愛憎劇ですが、忠臣蔵の外伝的な要素もあります。
つまり産後の肥立ちが悪いお岩さんに飽きた赤穂浪士方の浪人の伊右衛門が、仕官話と家付き娘との祝言を餌に吉良方からそそのかされて毒薬をもらい、お岩さんに血の道薬と偽って一服盛るというのが骨組みです。たくらみとは知らずに有難がって毒を飲むお岩さんが哀れです。このあたりからの六世中村歌右衛門の演技は追随するものがありません。YouTubeで見られます。
けなげなお岩さんが必死で伊右衛門の心をつなぎとめようと、毒に侵された体を辛抱して髪の毛を梳こうとすると、血と共に髪の毛がごっそり抜け落ちます。顔の半分が焼けるように痛みます。もみ療治の宅悦というのが入って来てお岩さんの顔に仰天、お岩さんも初めて鏡を見てびっくり。宅悦から伊右衛門のたくらみを聞かされます。宅悦ともみ合うはずみで柱に刺さっていた剃刀の刃が首にあたったお岩さんが恨みを残しながら死にます。
そのお岩さんの亡霊が伊右衛門にまとわりついて伊右衛門は半狂乱になり、とど「はて恐ろしき執念じゃなあ」と叫びながら幕になります。
少しは涼しくなったでしょうか。
古本 買取 泉佐野市
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2025年7月26日 | コメント/トラックバック(0) |


