寒がり

昨日書いた太宰と志賀直哉の大喧嘩の元は、志賀直哉がある座談会で太宰の「斜陽」や他の小説を上から目線でけなしたのにあります。太宰の言いたかったことは、小説家はもっと謙虚であるべきだということだったと思います。



まあ、志賀直哉にしても、若い頃から偉そうだったわけでもありません。年齢が少しづつ、元からあった尊大さをむき出しにしてきたのだと思います。



彼が若い頃編集した「白樺」の編集後記には、吹き出すようなことを書いています。彼は若い時分から寒がりで、その編集後記には、寒い朝などは大女を探してきて、その背中にねんねこで背負われていたい、11時位にはそこから抜け出るから別にいいだろう、などと書いています。



また、別の後記には、友達の家などに行って帰るときに雪など降ってきたら嫌だ、帰りたくない、そういう時には温かい布団に寝たままで担いで帰ってくれるカゴみたいなのがあったら良い、なんてことも書いています。



これらはかなり本気で書いているから面白いです。そういえば、戦後の志賀直哉の写真には室内なのに襟巻きをしているのが多いです。他の人達は普通にしてますから、彼だけ目立っています。



やっぱり寒がりは死ぬまで続いたんでしょうね。



泉佐野市の古本出張買取は池崎書店にお任せください。



泉佐野市の古本出張買い取りサービスは、ぜひ、池崎書店にお任せください。整理、売却をお考えの古本や雑誌、文庫本等がございましたら、何も捨てずに大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メールしてください。古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にても承っております。お捨てになったものにお値打ちがあることがよくあります。経験豊富な店主が親切丁寧に査定、高価買取します。もちろん出張料無料、見積もり無料、梱包資材無料。お引越しや生前整理、ご遺品整理もお任せ下さい。お客様のご予定に合わせます。24時間受け付けています。千冊単位万冊単位の大量でも少量でもホントに心から大歓迎です。高価買取月間、絶賛全身全力推進中。お気軽にご連絡ください。



古本 買取 大阪

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ