長々と入院始末を書いてきましたが、作家達は自分の心筋梗塞体験を色々と本に残しています。
新しいところでは1994年の水上勉の「心筋梗塞の前後」や、その翌年の三木卓「生還の記」がそれぞれ単行本で出ていて、読み応えありそうです。
水上さんの作は文庫本にもなっていたと思います。
水上さんは天安門事件の時期に中国に滞在しており、その帰国直後の発病だったと思います。ストレスがあったのでしょうか。
三木さんは痛みをこらえながら自力で病院にたどり着いて一命を取り留めたとの事。根性がありますね。
うろ覚えですが、たしか谷崎潤一郎の随筆にも、自分の心臓病を書いたのがあったと思うのですが、確かめる事が今は出来ません。
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