小公子

1924年の10月29日、アメリカの文学者バーネット夫人が亡くなりました。ちょうど没後100年になります。



彼女の作品では「小公子」が最も有名でしょう。映画化も何度もされています。筋書きはみなさんご存じでしょう。アメリカで暮らしているセドリック母子にイギリスのドリンコート伯爵から相続権者フォントルロイ卿として渡英するように知らせが来ます。セドリックが伯爵の孫だからです。



セドリックの父親はすでに亡くなっていて、セドリックの母親は伯爵からは、跡継ぎの息子をたぶらかした女、と恨まれています。



伯爵の屋敷に母親から離れて住むことになったセドリックは持ち前の明るさ、素直さ、知恵、感じやすいやさしい心で、周りの人たちに愛されるようになり、ついに頑固な伯爵の気持ちを和らげて母に対する誤解を解きます。



そこに正当な相続人という触れ込みでもう一組の母子が登場し、セドリックたちの運命やいかに、というなかなかスリリングな展開になるのです。面白そうでしょう。あとはお読みください。



古本 買取 河内長野市

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