機械が

40年前の今日10月26日にアメリカで映画「ターミネーター」が上演されました。シュワルツネッガー演じるロボットであるターミネーターが、未来の敵を産む女性を未来からきて殺そうとする。それを妨げようと、未来から来た人間の兵士が女性を助ける。つまり未来は極度に発達したコンピュータが機械を制御して、機械にとって最適の社会を作って人間を抹殺する、それを生き残った人間が阻止しようと戦っている社会であると設定して映画が作られたのです。



これは映画が作られた当時では荒唐無稽な設定だったのでしょうが、今では具体的、現実的にその危機が2045年に迫っているとするシンギュラリティ問題を先取りしていると考えられています。ここ10年程のAI技術、ロボット技術の飛躍的な進化、発展によって、確かに私たちのような素人にも何となく実現可能性が薄気味悪く感じられます。



今やAIによってかなり上手な俳句が作られつつありますが、機械は自覚を持つのでしょうか。



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2024年10月26日 | コメント/トラックバック(0) |

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犬の話

動物好きの人は多いですが、便宜上、おおざっぱに犬派と猫派にわけてみましょう。もちろんどちらもお好きな人もおられるでしょうが、どちらかという事で分けられると、私は犬派のようです。現に今飼っているので3匹目です。最初からだと30年ほどになるでしょうか。



文筆家の中で犬派は川端康成、安岡章太郎、江藤淳、中野孝次各氏が有名で、それぞれ飼い犬のエッセーを多く書かれています。少し古い人ですが、社会主義者の荒畑寒村も無類の犬好きでした。



先に挙げた人たちは血統の正しい犬を好んだようですが、寒村は駄犬主義者でした。拾ったり貰ったりした犬をひたすら可愛がるのです。寒村本人が餌をこしらえ、病気の看病をしたのです。最後に飼ったのは珍しく純血種の紀州犬で「麗」と名付けたそうです。立派な犬で可愛がったと書いています。散歩は奥さんの役目だったそうですが、病気になって連れてゆけなくなった。寒村も外を気安く歩けないので、犬に「勝手に1時間ほど散歩して帰っておいで」と言い聞かせて、2、3日はそれで無事だったのですがある日、夜になっても帰ってこない、翌日になって、列車にひかれていますよと知らせが来ました。



行ってみると確かに麗です。少し高い土手の上の線路でひかれたらしいが、どう考えても不思議である、これはどうも、もう散歩に連れて行ってもらえない、自分がいては迷惑になると麗が思って自分で死んだのではないかと寒村は考えました。



それ以後、寒村は犬を飼わなくなったという事です。「寒村茶話」の中の「自殺した犬」に書かれています。かわいそうな話です。



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ぴちぴち

何度か日本文学全集のことを書きました。日本人の全集好きはその出された数を見ても明らかです。古くは昭和初頭から最近まで続いています。その沢山の中でも、異色と言えるのが昭和40年前後に集英社が出した「新日本文学全集」全38巻です。



普通の日本文学全集は大体大雑把に作者の生まれ順に第1巻から割り振られています。第1巻二葉亭四迷集とか坪内逍遥集、真ん中あたりに川端康成集など。最終巻が大江健三郎や、阿部公房など、という感じですね。ところがこの全集、巻立てがあいうえお順なのです。第1巻阿川弘之・庄野潤三集、第2巻鮎川哲也・仁木悦子集、第3巻有馬頼義集、第4巻有吉佐和子集、第5巻石原慎太郎集、第6巻井上靖集、第7巻梅崎春生集ときて最後は第38巻吉行淳之介集となります。実に奇抜です。



まあこれは、収録した作家たちがほとんど差がなく同年配なので、致し方なく五十音順にしたのだろうと思います。学校の教室の出席簿みたいな感じです。身長がわかれば身長順というのも面白いかも。



そして今少し並べただけでも分かるのですが、この全集で初めて全集に取り上げられて、以後、どの日本文学全集にも収録されない作家が目立ちます。第2巻、第3巻がそうですし、他にも西野辰吉、源氏鶏太、高木彬光、島田一男、佐野洋、南条範夫、大原富枝などという作家が収録されています。一口で言うと、推理作家や大衆小説作家が大勢取り上げられているのです。



「新」と銘打っていますから、夏目漱石や島崎藤村はありません。戦後に活躍し始めたぴちぴちした作家たちを積極的に収録しているのです。



古本でもあまり見かけませんから、売れなかったのでしょうが、ユニークさでは抜群の日本文学全集だと思います。電話帳みたいな(古いね)あいうえお順にアイデア賞をあげたい。



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2024年10月24日 | コメント/トラックバック(0) |

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考え中

かなり涼しくなってきたと思っていたら、昨日は長袖では暑くて仕方がありませんでした。こうも毎日の気温が変わって、体の調節機能がついて行きにくいと疲れますね。



流行性の病気が流行るのもこんな時かもしれません。インフルエンザの予防接種の申し込みをしました。毎年するのですが、おかげでここ数年は罹らずに済んでいます。



コロナの予防接種については、うーん、少し考え中です。



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気力十分

昨日は大阪古書組合での当番の市会がありました。前々から出品が多いと聞いていましたのでできるだけ早く着くようにしましたが、着いてみると、大方の本が並べられつつあり、まだ若干の余裕さえありましたが、それも間もなく埋まり、久しぶりに1階も使っての入札になりました。



なかなかの高値の入札もありで、最後の振りまで盛会でした。お店を閉められる業者さんの出品がこのところ続いて少し寂しい気がしますが、御本人たちはいたってお元気で今後の新しい展開に気力十分とお見受けしました。



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