残念
旭屋書店と言えば古い大阪人、特に読書家たちにとっては聖地みたいな響きを持っていました。本なら何でもある、みたいな絶対感が漂い私などはいまだに夢の中に形を変えて出てきます。昔は大阪駅前にあり、道路一つ越えて裏に別館がありました。
御堂筋の旭屋書店のビルには喫茶室もあり、ビル全体が憩いの場所でした。紀伊国屋書店が阪急の高架下に大店舗を進出させた時は、心の中で大阪資本の旭屋をひいきにしたものです。
それがついに紀伊国屋に全株式が渡るという報道がありました。以前からどこかの会社の子会社化していたとのことですが、株式がすべて紀伊国屋に譲渡されるという事は、軍門に完全に下ったという事で、何となく寂しい気を隠せません。
古本 買取 大阪市北区
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2024年12月14日 | コメント/トラックバック(0) |