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神童の言う事

今日11月26日はオートメーション概念を発案したノーバート・ウィーナーの誕生日です。アメリカ人です。小さい頃はいわゆる神童でした。ハイスクールに入ったのが11歳と言いますから日本で言えば小学5年生の時です。14歳でハーバード大学の大学院へ入ります。飛び級なんてものじゃありません。棒高跳びクラスです。18歳で博士号を取得、それからケンブリッジ大へ行ったり、ゲッティンゲン大へ行ったり、またハーバードに戻ったりして研究をつづけました。



動物学も少ししたそうです。何でもできるのです。彼によれば、昆虫は脱皮するので、その時に神経が壊されて幼虫期の学習が成虫に移行しないそうです。考えてみると、背中やどこかの堅い皮膚がバカッと割れて、そこから柔らかい新しい体がにょろりと出るのですから、神経がちぎれるわけです。死ぬほど痛いのかもしれません。



人間以外の哺乳類も学習しないでもないが、大方は本能に任せている。人間を人間足らしめているのは学習の蓄積に他ならないという事です。



年取っても学習しなければ。



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耽読

今日は三島由紀夫の亡くなった日です。憂国忌。1970年11月25日、東京市谷の自衛隊施設で東部方面総監を人質に取り、建物2階バルコニーから、バルコニー前に集めた自衛隊隊員に向かって憲法改正の働きかけの演説をし、やじり倒されて、その後総監室で割腹しました。同行した三島の私設軍隊(?)盾の会会員4名の内の森田必勝、古賀浩靖の介錯で死亡しました。そのすぐ後で森田必勝も割腹、古賀浩靖の介錯でなくなります。



この驚くべき事件は当時高校2年だった私にも大きなショックを与えました。事件以前から三島由紀夫の小説は好んで読んでいました。その死後は猛烈に読みました。「春の雪」のたおやかで色彩感のある描写に天才を感じたものです。「天人五衰」の不気味な透明感、けだるい眠りに似た結末に酔いしれました。



評論や随筆の切れ味の鋭さにも感服しました。没後55年です。再読しようかなと。



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ほめたたえる

昨日は久しぶりに大相撲で応援してしまいました。もちろん安青錦です。21歳の若さ、初土俵から14場所での快挙など話題豊富ですが、なにより、あの苦難のウクライナから単身で日本にやって来て、精進の結果というのが何より見ている人の心の琴線に触れます。



外人力士に多い大味な相撲ではなく、スピード、小技、力技などバランスが良く、一昔前の力士みたいです。優勝インタビューも激することなく、正しいイントネーションで、正しい発音で、正確な日本語で思ったことを素直に、淡々と語っていてとても好ましく思いました。



来週、ウクライナは重大な決断を迫られます。なにか心に誓ったものがあったのではと、私は勝手に思っています。



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2025年11月24日 | コメント/トラックバック(0) |

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芦屋市で買取

昨日は芦屋市へ出張買取でした。参加している即売会組織の買取で、大量とお聞きしていましたのでお客様宅へは5名でお伺いしました。朝10時から午後1時過ぎまで、ひたすら本をくくるのと、運び出すのに集中です。天井までの本棚は前後2重に本が収納されていますので、見た目よりも量が多いです。



人文系の良書でした。



さすがは芦屋ですね。通る車がほとんどが外車。それもベンツ率が高いと思いました。そして朝から散歩している方も多く、たいてい可愛い犬が一緒でした。チェーホフの名短編に「犬を連れた奥さん」というのがあるのを思い出しました。まさにそんな感じでした。



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2025年11月23日 | コメント/トラックバック(0) |

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名曲

1928年11月22日、パリでラヴェルの「ボレロ」が初めて演奏されました。この曲はストラヴィンスキーの「春の祭典」と並んで、20世紀生まれで最も知名度の高い管弦楽曲だと思います。両方ともにバレエの音楽という事も面白い。



旋律は二つだけ、交互に繰り返されます。最初は1本のフルートと小太鼓から始まって、最後はオーケストラの全合奏になって崩れるように大音響で終わるという、とても分かりやすく、興奮させる音楽です。でもとてもスマート。



ラヴェル自身も気に入ったのか、指揮をしているし録音も残っています。学者で文芸評論家だった河盛好藏さんが、留学していたパリで1930年1月にラヴェルの指揮でこの曲を聴いています。聴衆はやんやの喝采で、2回もアンコールさせられたと随筆に書かれています。



この名曲は最初から名曲だったのですね。



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2025年11月22日 | コメント/トラックバック(0) |

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