市会でした
昨日は大阪古書組合で、参加している市会の当番日でした。朝早くから元気な若手を中心にして出品の本を並べているのですが、どんどんと増えてゆき、追加の展示台を追加しても場所が足らず、1階も使用することになりましたが、ちょっと見た目には特別市かと思うほどの量になりました。
振り市も分量は多く、終了は午後6時近くになりました。これで今年の当番市会は終了。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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フェルメール
今日はオランダの画家フェルメールが死んだ日です。ちょうど450年前の事でした。現在残っている作品が37とか38とか、ともかく40点も無いのです。ですからとても人気があるのですが、フェルメール展などはなかなか開催されません。
以前日本で4点まとめて展覧されたときは大変な人出でした。美術館の周りを入場する人で取り巻いていました。確か入るのに1時間以上かかったと思います。大人気の「青いターバンの少女」が出展されていたからなおさらです。人の頭の間からちらとしか見えませんでした。それも立ち止まらないようにと、怒鳴られながらでしたから、こんなのは美術鑑賞でも何でもありません。
それでも行きたくなるのはフェルメールの芸術のすばらしさでしょう。今1点でも市場に出たら天文学的数字にはなるでしょうね。出るはずもないでしょうが。
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2025年12月14日 | コメント/トラックバック(0) |
事件の真相
赤穂浪士の討ち入りの日です。ラジオからは三波春夫の歌う「俵星玄蕃」が流れてきたりしています。
野口武彦著「忠臣蔵」ちくま新書などを読むと、事実と文学や戯曲になった話とはかなり違う事が多いみたいです。特にその発端となった江戸城松の廊下の刃傷事件は、浅野内匠頭の錯乱が原因らしですね。歌舞伎などでは「鮒じや、鮒じゃ、鮒侍じゃ」などと吉良上野介が内匠頭に悪口雑言、内匠頭が耐えて耐えて耐えきれなくなって切り付けるのです。刃傷の原因は吉良の意地悪にあり、内匠頭はかわいそう、というのがお芝居の運びです。そんなことは事実ではないようです。
内匠頭は以前も朝廷の勅使を接待するご馳走役を経験していたので、この度も以前通りにやればいいだろうと思って進めていたところ、かなり年数が開いていたので、諸事、時代の変化がありそれでは通らない。そこを一国一城の主ですから無理やり通そうとして、儀式すべてを司る役目の吉良との確執が生まれたと考えられ、そのストレスから一時的な狂乱状態になったのだろうと思われるそうです。
一方的に被害者は吉良上野介というのが事実らしいです。でもこれではお芝居になりませんね。かわいそうなのは老人の吉良です。
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久しぶりの漫画
最近はあまり漫画を読んでないなと思っていたら、買取の中に「赤狩り」という全10巻の漫画が有ったので何気なく目を通したところ引き込まれました。第2次大戦後アメリカの上院下院両議会で燃え盛った、共産主義者及びその同調者を議会委員会に召喚してその非米活動を尋問、調査して糾弾する一連の騒動を漫画化したものです。
この騒動は最初映画界から巻き起こりましたから、漫画には当時の監督、男優、女優、脚本家などが、漫画化されているとはいえ、かなりリアルに似せて登場してその迫真力にうならされました。私はマッカーシズムという言葉のうわべだけの知識だけでこれらの事件を知っているつもりでしたが、実によく推移がとらえられていて、勉強になりました。
まだ半分くらいしか読めていませんが、おすすめです。作者は山本おさむさん。画風は谷口ジローさんを少し荒くして山田芳裕さんを混ぜ込んだみたいな感じです。わかるかなー。小学館から出ています。
映画ファン、歴史好きの方は読んでみられてはいかがでしょう。
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漱石鴎外龍之介
大正5年の今日12月12日に夏目漱石の葬儀が執り行われました。享年49歳ですから、今から考えるとその若さに驚きます。子供は大勢いましたが、まだまだ幼くもちろん孫はいませんでした。なんだか孫の10人もいそうなと思うほどその人物像は老成していました。
葬儀の受付に芥川龍之介が立っていて、その芥川に、葬儀に駆け付けた森鴎外が名刺を渡しています。名優が3人そろったみたいですね。6年後に鴎外が亡くなり、さらにその5年後に芥川も自殺してしまいます。つまりたった11年の間に3人の大作家が亡くなったわけです。
3人が3人とも死後に岩波書店から全集が相次いで(鴎外だけ少し遅れますが)出されます。何かすごい偶然ですね。
古本 買取 泉佐野市


