また月報ばなし


先日、月報の事を書いた時、毎月配本される文学全集に挟まれている月報をなくさないために、全集完結後に月報をまとめて製本することを紹介しましたね。
ここに挙げた写真がそのサンプルです。上の方は筑摩書房がその全集、世界文学大系を再出版したときに別巻として付けたものです。下は同じ全集のばらばらの月報を個人が製本屋に持ち込んで製本してもらったものです。
筑摩のものは本として作っていますから通してのページ数がふられていて、総1288頁です。最初に目次もつけられていて、第1回配本ドストエフスキーから最後の第102回配本ディケンズまで配本の順番が判ります。
個人で製本されたのも内容的には全く同じなんですが、月報そのものを製本していますから、その時々の印刷の薄い濃い、紙の質の微妙な違いなどがあり、不思議と人懐こい感触です。しかも製本屋さんがしっかりした仕事をしていて、この分厚い形で背の丸みもきれいに出て、金文字も美しく本としての格はこちらの方が上です。
こんなのがぼちぼち溜まってきていますので、少しずつご紹介したいと思います。
古本 買取 泉佐野市


