友人として
大阪市内は大阪女子マラソンで混み合いそうなので、早めに抜けて吹田での友人の法事に出席しました。
去年の12月10日に亡くなった奥村武司君の忌明けの法要です。
彼は音楽ライターとして「ミューズは大阪弁でやってきた」(東方出版)という本を書きました。
創成期の関西交響楽団が大阪フィルハーモニー交響楽団として変化する、人間くさい過程を、資料によって冷静に掘り起こし、記録したのです。
また、亡くなるまでの約十年間は、FM大阪のクラシック番組「おしゃべり音楽マガジンくらこれ!」の編集長として、プロデューサーの吉川智明氏との絶妙の会話を通して、音楽の素晴らしさを毎週1時間、発信し続けました。
最後の放送は亡くなる一ヶ月前でした。
両方とも、奥村君の名前を永く留める、立派な業績です。
私の中では、中学生の時からの奥村君としてあり続けます。
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2014年1月26日 | コメント/トラックバック(0) |
熱っぽく諸星
やっと声が出るようになりました。まだ体はだるく咳が止まりません。
たにまち月いち古書即売会、今月は残念ながらパスさせてもらいました。厚生さんスミマセン。
熱っぽい時に寝転びながら、諸星大二郎さんの漫画を読むと、漫画の中にすっとシンクロしてゆけます。
去年の末あたりから、諸星さん、続けさまに新刊を出しています。
11月に「男たちの風景」、12月になると「子供の情景」「瓜子姫の夜・シンデレラの朝」「遠い世界」と立て続けに出ました。
前の2冊はテーマによる旧作の再編集物のようですが、後の2冊は新作品集みたいです。
出版社も既存に加えて、朝日新聞出版が参入してくるなど、諸星さんの作品は取り合い状態のようです。
グリム童話を換骨奪胎した作品集(「トゥルーデおばさん」、「スノウホワイト」)を今回読み返しましたが、ムソルグスキーの「展覧会の絵」がピアノ原曲版よりも、ラヴェルの管弦楽編曲版のほうが広く聴かれているように、諸星版グリムも多くの共感を呼ぶことでしょう。
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2014年1月23日 | コメント/トラックバック(0) |
四天王寺秋の大古本祭り3日目
好天の2日目に続いて3日目の「四天王寺秋の大古本祭り」も暑いくらいの日差しに恵まれました。
三連休初日とあって、お客様の出足もまずまず。
午後にはコショタンも開場にあらわれて、雰囲気も盛り上がりました。
夕方から少し雲が出て来て、帰り道の途中から降り出しました。しかし、予報では明け方には雨は上がり、格好の砂埃押さえになりそうです。
是非とも、お出かけください。殆んどのお店が毎日補充しています。掘り出し本はこれからです。
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2012年10月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会