レイさん

今日はフランスの名脇役、フェルナンド・レイが亡くなった日です。1994年に亡くなりましたから没後30年。



彼の演技が日本で知れ渡ったのは、映画「フレンチ・コネクション」で麻薬組織の親分を演じてからでしょう。ジーン・ハックマンがしつこく彼を追いかける刑事の役でアカデミー主演男優賞を獲りました。映画の中で、優雅な親分のレイとみすぼらしい刑事のハックマンの対照が面白く、最後の最後までレイが逃げきりました。映画の中でレイが生牡蠣をうまそうに上品に食べながら、殺し屋にハックマンの殺害を命じるシーンが目に残っています。



続編の「フレンチ・コネクション 2」では、フェルナンド・レイが演じる親分が、フランスまで追いかけてきたハックマンをとらえてヤク浸けにして放り出しますが、禁断症状を乗り越えたハックマンが港に追い詰め、ボートで逃げるレイを岸壁から狙い撃ちするまで、飽かずに見せます。



レイはボートの中に倒れ込みますが、結局生死は不明のまま映画は終わります。製作者はシリーズ第3作を考えていたのかもしれません。



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2024年3月9日 | コメント/トラックバック(0) |

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