南の島から

50年前の今日、小野田寛郎さんが日本に帰ってきました。終戦を知らずにフィリピンのルバング島に潜んで諜報活動をされていたとか。テレビで、当時の上官だった人から命令解除を言い渡されるところなどを見た記憶があります。何か仰るたびに口のあたりに唾が白い泡になって溢れてきていました。目つきなども鋭く、厳しい生活をされてきたことがうかがわれました。



小野田さん以前に横井庄一という人もグァム島で発見されて日本に帰国していて、こちらは何となく親しみやすい雰囲気の人だったからか、耐乏生活評論家などとマスコミでは勝手に名付けて、テレビにもよく出られていました。こちらも同じように、厳しい生活をされてきたのでしょうが、どことなくユーモラスな感じでした。



やっぱり横井さんは一兵士、小野田さんは将校としてのお二人の立場の違いが、際立った対照として、現れていたように思いました。



もう50年経ったのですね。



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2024年3月12日 | コメント/トラックバック(0) |

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