藤原

3月21日は大河ドラマでも話題になっている藤原道長が出家した日だそうです。1019年のことですから今から1005年前になります。摂関政治の頂点を極めて、自分の人生は満月のようで、欠けている所はどこもない、と歌にも詠んだ男が俗世からリタイアした日ですね。



まあこの時代の出家というのは、表面的には僧籍になるのですが、内実はどうだか分かったものではありません。名誉職的なことではないのかと思います。道長の時代には大内裏には1万人ほどの人間が働いていたそうです。その中で貴族は多くても200人ほどだと言われています。サラリーマンとして働いていた人には時服と言って春秋に服が支給されたそうです。



女性も結構多くて、女官の割合は男性の数の10分の一程度と言われていますから、女性の社会進出はこの当時、相当なものだったと言えますね。



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れこおど

3月20日はLPレコードの日だそうです。1951年の今日、長時間レコードが日本で始めて売り出されました。もちろんモノラル録音です。それでも、以前のSPレコード時代では長くても5分おきにはレコードをひっくり返さないといけなかったのが、20分前後から長いものになると30分ほど片面に録音できたので、リラックスして音楽を楽しめるようになったのです。



CDが登場するまで、大きな30センチレコードが音楽鑑賞の主流の媒体でした。CDが出てからはレコードは衰退の一途をたどりました。しかし、時代が変わってきたのでしょうか、今またレコードが見直されているようで、プレーヤーも発売されています。



若い人たちには、物質としてのあの黒いレコードが新しい魅力になっているのかもしれません。



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2024年3月20日 | コメント/トラックバック(0) |

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古典

昨日は参加している市会の当番市の日でした。若い同人さんが2名加わっていただき、パワーアップして元気な雰囲気の中、さくさくと開札が進みました。新版のカント全集やキケロ選集などが良い値を呼んでいました。



硬い本は売れなくなったと言われつつも、売れるのです。つまり中途半端な硬い本は売れませんが、古典中の古典などの、学問的に新しく筋の通った翻訳、注解の充実した本は評価されるのです。当たり前といえば当たり前過ぎますね。



途中で失礼して新大阪に娘と孫たちを迎えにゆきました。春休みなので帰ってきてくれました。古典も良いですが、ピチピチした生命力も有り難いです。



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1000人

NHK交響楽団の定期演奏会が2000回を迎えました。昨日、テレビでその録画が放送されていました。曲はマーラーの交響曲第8番、俗に「千人の交響曲」と呼ばれています。演奏するのに、大規模な管弦楽団、ピアノ、チェレスタ、パイプオルガン、歌のソリスト8人、合唱団、児童合唱団などが必要で、楽譜の指示通りにすると総勢で1000人ほどになるという、大変な曲です。



通常は余り演奏されません。大変な経費がかかるからですね。逆に記念的な演奏会では採り上げられることが多い曲です。昨日のテレビで見た限りではかなり規模は小さくしていたようで、せいぜい300人くらいではなかったでしょうか。それでもステージにぎっしりでした。



大阪フィルハーモニー交響楽団が1972年に第100回の定期演奏会で演奏した時は、本当に1000人に近い人数だったとか。写真で見ても舞台の裾まで演奏者が詰め込まれて一杯です。フェスティバルホールのステージが重量に耐えるか慎重に検討したそうです。それよりも現実に問題になったのは、楽屋のトイレの数不足だったとか。そりゃ足りないでしょうね。



大阪人はこんな事大好きですね。



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2024年3月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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貰いすぎ

3月17日はキュリー夫人の娘、イレーヌ・ジョリオ=キュリーの命日です。この人、ノーベル化学賞を取っているのですね。親子二代です。なんとこのイレーヌのご主人もノーベル化学賞受賞者です。



親の方のキュリー夫人もそのご主人のピエール・キュリーと共にノーベル物理学賞を受賞しているのは有名です。実はキュリー夫人はご亭主の没後、単独でノーヘル化学賞も頂いちゃってるのです。2度目のノーベル賞。



驚くのはまだ早いです。イレーヌの妹のエーヴ・キュリーは著作家で、「キュリー夫人伝」で有名ですが、彼女の夫も、彼がユニセフの事務総長だった時にノーベル平和賞を受けているのです。



キュリー家の周りには6個のノーベル賞のメダルが集まったことになりますね。ちょっと貰いすぎでは。



びっくりです。



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