あの時

また1月17日がやってきました。あの日、本当に冷え込んだ朝でした。何か遠く地鳴りがしたかと思う間もなく家全体が上下左右に揺れました。実際に何が起こっているのか、地震だとはわかっていますが、それ以外のなにか予想もつかない災難が来るのではという恐怖感が、体を固くさせてしまうのです。



揺れが収まってから庭に出てみると、灯篭の頭が転げ落ちていました。壁に何か所かのクラック。見事に扉が開かなくなった書庫。被害はその程度で済んだなと、ほっとしましたが、神戸、淡路方面の大災害が明るみになるにつれて、何とも言えない無力感に襲われました。



備蓄の大事さを学んだのは、その時が実感として初めてです。



古本 買取 神戸市

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2025年1月17日 | コメント/トラックバック(0) |

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