名文

昨日は千葉に住む姉、大阪南部に住む姉夫婦、私ども夫婦と娘が大阪の寺院で母の一周忌法要を営みました。早いもので98歳で亡くなって1年経ちました。



お経が終わり、その後、蓮如上人の「御文章」の読み上げでした。私の好きな「白骨の御文」です。音楽のようにたゆたう古文の流れの中に、少し甘美かとも思えるおさとしの文章が耳に快いです。



我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず、おくれ先だつ人は、本の雫・末の露よりも繁しといえり(略)



朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり(略)



既に無常の風来りぬれば、すなわち二の眼たちまちに閉じ(略)



あわれというも中々おろかなり(略)



以上のように名文の連続です。こういう名文が法事の時にたまたま耳にするだけというのももったいない話です。



古本 買取 阪南市

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2025年1月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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